5月19日、『Skysports Italia』は「今季ACミランでアシスタントコーチを務めたマウロ・タッソッティ氏は、来季レアル・マドリーで指導を行う可能性がある」と報じた。

かつてACミランで活躍したイタリア代表選手であったことで知られるタッソッティ氏は、2001年にカルロ・アンチェロッティ氏の片腕としてスタッフ入り。その後レオナルド、マクシミリアーノ・アッレグリ、クラレンス・セードルフと3名の監督のもとで指導を続けてきた。

しかし、18日に行われたセリエA最終節を前に、タッソッティ氏は退団の可能性を仄めかした。

また、試合後にはACミランのCEOを務めているアドリアーノ・ガッリアーニ氏もインタビューでそれを認める発言を行い、タッソッティ氏の退団はほぼ間違いないことが明らかとなった。


『Skysports Italia』

マウロ・タッソッティ ACミラン アシスタントコーチ

「私は退団する可能性がある。ここを離れる多くの理由がある。物語は、始まればいつか終わりを迎えるもの。どうなるかは今後を見守っていこう」


アドリアーノ・ガッリアーニ ACミランCEO

「アシスタントコーチは、監督とペアだ。彼はミラノを通り過ぎていったもう他の監督ともペアを組んできた。しかし、彼はこれが最後の試合になるだろう」


なお、記事によればタッソッティ氏は来季かつての上司であるカルロ・アンチェロッティ監督が率いているレアル・マドリーでアシスタントコーチを務める可能性が高いという。

現在レアル・マドリーのアシスタントコーチを務めているジネディーヌ・ジダン氏が今季限りで職を離れることが決まっているため、アンチェロッティ氏はその後釜としてかつての弟子を迎え入れることにしたようだ。

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